中国四川省の少数民族と三星堆/北京現代アートの旅 4
中国南西部の辺境、そして数千年の太古を肌に感じる四川省の空間から、現代北京に降り立った。 まず行ってみたかった天安門広場は、中華人民共和国の建国70周年、そして天安門事件から30年の節目に当たる今年、今まで以上の厳戒態勢が敷かれていて、容易に近付くことが出来なかった。 観光バスで前を通過するのも、午後7時以降、翌朝7時までの間だった。 朝の散策は仕方なく「天壇」に向かった。...
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最初にクイズです。街中で見た看板は何でしょう?答えは麻婆豆腐写真のコメントに。念願叶って中国四川の麻婆豆腐にたどり着いたら、、、 数年前、名古屋三越の隣のラシックにある「陳麻婆豆腐」で、麻婆豆腐の美味さに取り付かれた。その辛さと痺れる旨味は麻薬のように中毒症状を来たした。 東京でも姉妹店を見付けて通うようになり、他の店の麻婆豆腐では物足りなくなった。...
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イ族の少女像 西昌空港の左側はイ文字 西昌古城成都から南へ飛行機で1時間、四川省西昌市に着いた。 標高600メートルの成都にくらべたら更に1000メートル以上高地に広がる街であった。1年中が春のような気候のため、春城とも呼ばれている。...
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飛行機の窓から見下ろす大地は赤かった。 中国四川省、その面積は日本の1、3倍。 中国に56の民族がいるうち、50の民族が四川省に暮らしている。 その中心は成都、人口1700万人、東京都の1.26倍、北京、上海と並んで中国三大都市。 中国の南西部にあるため日本から遠い。そこへ何をしに行くのか?...
View Articleケヤキと北山杉コラボ
別れ別れに育った双子の姉妹が祇園祭の夜に出逢った。二人の育った境遇の違いが、京都の風景や四季を織り交ぜて鮮やかなコントラストを描く川端康成の「古都」を読んだ。 「北山杉が見たいわ。高雄から近おすやろ。北山杉のまっすぐに、きれいに立ってるのをながめると、うちは心が、すうっとする。」 捨子ではあったけど京の商家で大事に育てられた千恵子が、自分の姉妹苗子に会うために北山杉の村に出かけるセリフである。...
View Article神秘のロータス
先日、銀座のうしお画廊で開催された風見佐知子さんの個展で、こころに飛び込んでくる作品と出逢いました。タイトルは「ロータス」S8号。何度見ても時空を超えた遥かな想いに誘ってくれます。エジプトに起源をもつロータスが、仏教の花として尊ばれるようになったのは壮大な東西文明の交流の証しです。葡萄唐草や風神などはギリシャの起源ですが、それらも含めてアレキサンダー大王が結果的に仏教の媒介者にもなりました。4世紀、...
View Article2019 西川克己洋画展
永遠の美であったはずの仏大聖堂が燃え盛るニュースを見ながら、諸行無常を感じずにはおれませんでした。 パリで学び、フランス各地を取材してきた西川先生の個展が明日から始まります。 今回は心和む人物画も多く出品されていて、会場の雰囲気も一段と幸せ感がアップすると思います。 渋谷・東急本店 美術画廊へ、ぜひお越しください。お待ちしています。 西川克己先生のメッセージ...
View Article笑顔の卒業証書
鳥取の土産に卒業証書を頂きました。 下さったのは鳥取市の湖山池の葦で和紙を漉いている遠藤浩明さん。 いまは入学式のシーズンですが、この卒業証書には最後の「平成」があります。 遠藤さんの手漉きの和紙に岡本光平先生の文字、なんとも言えない温もりが有ります。 和紙が厚みがあって、頬ずりしたいくらい柔らかです。 「卒」️の目が笑っている。 こんな卒業証書もらったら嬉しいだろうな‼️
View Article鳥取歩き
友人の遠藤さんの運転で鳥取市の面白い所を案内して頂きました。 最初は万葉集の編纂者として今クローズアップされている大伴家持の歌碑と因幡国府の政庁跡。 家持はこの政庁の国守を務めながら万葉集最後の和歌を詠み、完成させたとのこと。 政庁跡に立ち周囲の峰々を眺めると、1260年前に家持も同じ景色を見ていたことが実感されます。 新しき年の始めの初春の 今日降る雪のいやしけ吉事...
View Article讃岐の寺の岡本光平
香川県で岡本光平先生の作品が飾られている三ヶ寺を訪ねました。 20世紀を代表する彫刻家イサム・ノグチが愛した石の産地、高松市庵治町にある真言宗薬師院 願成寺さん。 本堂の柱には、「如實和自心 三心平等」の書が掛けられています。...
View Article高松三越 岡本光平書画展
岡本光平書画展「飛 龍 伝」 高松三越美術画廊で4月8日まで開催。 瀬戸内の海は遠くはインド、東南アジアや大陸、朝鮮半島からの文化移入のハイウェイでした。 金毘羅さんのご神体ワニもそうですが、龍は水や海の守り神であり、ワニ、馬、虎、蛇が合体した神獣の最高神トーテムです。瀬戸内には竜宮伝説もあります。瀬戸内の海の姿は日本列島に棲む龍の形に見えます。...
View Article灌頂歴名お披露目
3月31日高野山讃岐別院創建100年記念として行われた結縁灌頂、今後、別院に未来永劫にわたり寺宝として祀られるその記録「灌頂歴名」の開眼法会が行われました。 1200年前に京都神護寺にて空海さんが書き遺された「灌頂歴名」は今日、国宝になっています。 それ以来はじめて書かれた岡本光平灌頂歴名、そのお披露目式典は誠に荘厳な雰囲気の中で行われました。...
View Article春雪の羽黒山
父の三回忌が過ぎた去年から、実家に通ってアトリエの片付けを始めた。 中学の美術教師から生涯画家として描き続けた作品は、ほんとに山のようにアトリエを埋めていた。 半年かけて全ての作品に目を通し、手元に残して置きたい作品を仕分けした。 そんな中、父の作風を好んでくれていた知人から、一番好きな作品は何かと聞かれた。 「夏の羽黒山参道」30号の油絵には色んな思い出があり、「父との絆を感じる作品」だと答えた。...
View Article初遍路 80番・81番札所
高松三越の仕事明けに初お遍路に挑戦した。 四国霊場八十八ヵ所は今まで7ヵ寺お参りしているが、自分の足で歩くのは今回が初めて。 仙台でも有名な手打ち蕎麦屋さんをやりながら、高山植物を撮っていたカメラマンの野沢文夫さんが東日本大震災を期に四国に移住。 四国のヘソである高知県仁淀町を拠点に一周1400キロメートルの四国遍路を4回も踏破、クルマでの撮影では80回近く回っているとのこと。(もう先達さん!)...
View Article立川広己 in 高松三越
高松三越で開催中の立川広己洋画展。 西日本放送(日テレ系)の取材がありました。 夕方6時からのnews every「耳より百花」で個展の見所を紹介。
View ArticleKUKAI
書店の棚に1冊だけあった「空海」の雑誌。 近々東京国立博物館で開かれる「国宝東寺 空海と仏像曼荼羅」展にちなんだものかと思いながら手に取った。しかし内容は違っていた。 昨年創刊された「KUKAI」は高野山真言宗 総本山金剛峯寺が年に1回発行するものだった。...
View Article果てしない夢
先週は大阪でスーパームーンを見上げていました。 その間マスコミでは、はやぶさ2の奇跡の活躍を華々しく報じていました。 今日、健康診断を待つ病院の待合室で手にした雑誌の表紙に書かれたメッセージに、心がトキメキました。さすがに世界的なマガジン、コピーが凄い。
View Article聖林寺十一面観音
今年になってから大阪あべのハルカス近鉄本店で3つの企画をさせて頂いた。 水を得た魚とまでは言わないが、水の都大阪での仕事は面白い。もっと大阪愛を深めたいと仕事明けに、なんばグランド花月へ行こうと、前から楽しみにしていた。が、チケット完売で断念。 急きょ予定変更で奈良に向かった。 毎夜ホテルで白洲正子さんの美術エッセイを読んでいて、「聖林寺の十一面観音」の文章に打たれたからである。...
View Article2019 田中里奈展
大阪から日本を動かした堺屋太一さんが亡くなられた。 安藤忠雄さんは「夢は大きいほどいいと常々おっしゃっていた。」と故人を偲んだ。 秀吉、利休、太一と夢をはぐくんで来た大阪。 自分にとっての大阪も、そんな夢の舞台。 あべのハルカスのアートギャラリーで新たなドラマが始まる。 地上300メートルのタワーを見上げ、堺屋さんの遺された「夢は大きいほどいい」と言う言葉を呟いてみた。 「田中里奈...
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