昨日、大阪で打ち合わせの後、京都の東寺を参拝した。
国宝五重塔の特別拝観が行われていて、初層内部に初めて入った。
五重塔の心柱は大日如来に見立てられ、その周囲に如来や菩薩が安置されていた。
そして周囲の壁には真言八祖像が描かれていた。
また、いつもは金堂の薬師如来座像の台座の周囲に並んでいる十二神将像が、幸運にも灌頂院で初公開されていた。
一体一体が360度から見られる展示で、躰のあちこちに極彩色の紋様も残っていた。
しかも灌頂院は、空海が修行した唐の青龍寺にならい建立した密教教義上から重要な道場で、普段は非公開。
正月の後七日御修法の儀式にしか使われない建物で、秋に公開されたのは初めてだという。
後七日御修法の儀式は、835年に空海が宮中で行って以来続くもので、明治維新後に東寺に移されて今日に至る。
奇しくもその場に立ち、真言八祖像が描かれた壁に囲まれた灌頂院堂内で、今も正月に行われている儀式を想像した。
大阪でいろんなチャンスを頂いている先輩から、「30日打ち合わせに来られませんか?」というお誘いで出向いてきた出張、その余禄が信じられないほどの収穫になっている。
身は高野 心は東寺に おさめをく
お大師さまにとって、東寺は特別な処であることを、改めて実感した。
国宝五重塔の特別拝観が行われていて、初層内部に初めて入った。
五重塔の心柱は大日如来に見立てられ、その周囲に如来や菩薩が安置されていた。
そして周囲の壁には真言八祖像が描かれていた。
また、いつもは金堂の薬師如来座像の台座の周囲に並んでいる十二神将像が、幸運にも灌頂院で初公開されていた。
一体一体が360度から見られる展示で、躰のあちこちに極彩色の紋様も残っていた。
しかも灌頂院は、空海が修行した唐の青龍寺にならい建立した密教教義上から重要な道場で、普段は非公開。
正月の後七日御修法の儀式にしか使われない建物で、秋に公開されたのは初めてだという。
後七日御修法の儀式は、835年に空海が宮中で行って以来続くもので、明治維新後に東寺に移されて今日に至る。
奇しくもその場に立ち、真言八祖像が描かれた壁に囲まれた灌頂院堂内で、今も正月に行われている儀式を想像した。
大阪でいろんなチャンスを頂いている先輩から、「30日打ち合わせに来られませんか?」というお誘いで出向いてきた出張、その余禄が信じられないほどの収穫になっている。
身は高野 心は東寺に おさめをく
お大師さまにとって、東寺は特別な処であることを、改めて実感した。