2004年夏から2年間パリ・モンマルトルの、かつてゴッホが1年半住んだ部屋をアトリエにして制作してきた中西繁先生によるパリ風景。そして今年新たに取り組んだ古都・京都、洋と和、油彩と水彩の饗宴をお楽しみください。
中西先生は社会派の大作の展覧会「廃墟と再生」展を全国11都市で開催。昨年末にはニューヨークでも開催しました。
このたびの個展は、2013年に国内巡回の最終地として選ばれた原爆被害の地広島での、さらには原爆記念の日に開催することにいたしました。
「平和で豊かな、美しい生活のために人間本来の英知を今こそ発揮しなければなりません」と、日本および世界の進路に警鐘を鳴らし続ける作家の声を、より多くの方に届けるためです。
美しい風景がいまあることへの感動、それを創ってきた人々への感謝、守り続けていくことへの責任、色々な声に耳を傾けてください。