甲府市の山交百貨店で守家勤油絵展を開催している。
仕事の出張で1年に1度会うのを楽しみにしている大学時代のサークル仲間で、現在、山梨日日新聞の論説委員長をしているM氏と語らった。
話題は山梨県韮崎市出身で、守家先生と竹馬の友である大村智北里大学特別栄誉教授に及んだ。
大村博士はアフリカや中南米の風土病を治す特効薬の発見で、数億人の命を救っている。
いつノーベル医学賞を受賞してもおかしくないので、地元紙としては毎年その季節、朗報を待ちながら記事を準備しているという話を昨年も聞いたが、今年も残念な結果となった。
M氏によると、ノーベル賞受賞の予定記事は3本書いたのだそうだ。
大村博士の他に 「村上春樹・文学賞」、「憲法第9条・平和賞」いずれも幻の記事となってしまった。
特に大村博士の受賞記事は自分が在任中に書きたかったと語る彼は、来年の春に定年を迎えるため後輩に主筆の席を譲る。
幻の原稿はどうなるのか、気になって聞いたら、後輩の元に置いていくのだそうだ。
命をかけて書いた原稿が、先輩から後輩へ引き継がれていく目に見えないたすきに、記者たちの熱き魂を感じた。
仕事の出張で1年に1度会うのを楽しみにしている大学時代のサークル仲間で、現在、山梨日日新聞の論説委員長をしているM氏と語らった。
話題は山梨県韮崎市出身で、守家先生と竹馬の友である大村智北里大学特別栄誉教授に及んだ。
大村博士はアフリカや中南米の風土病を治す特効薬の発見で、数億人の命を救っている。
いつノーベル医学賞を受賞してもおかしくないので、地元紙としては毎年その季節、朗報を待ちながら記事を準備しているという話を昨年も聞いたが、今年も残念な結果となった。
M氏によると、ノーベル賞受賞の予定記事は3本書いたのだそうだ。
大村博士の他に 「村上春樹・文学賞」、「憲法第9条・平和賞」いずれも幻の記事となってしまった。
特に大村博士の受賞記事は自分が在任中に書きたかったと語る彼は、来年の春に定年を迎えるため後輩に主筆の席を譲る。
幻の原稿はどうなるのか、気になって聞いたら、後輩の元に置いていくのだそうだ。
命をかけて書いた原稿が、先輩から後輩へ引き継がれていく目に見えないたすきに、記者たちの熱き魂を感じた。