昼食に 「清水順正 おかべ家」 へ。
たたみ一畳ほどもある大看板は岡本光平先生の作品。
清水寺参道にはぎっしり店が立ち並び、その数だけ看板がひしめくが、お近くをお通りの際はダントツに際立っている 「おかべ家」 をご覧ください。
湯どうふ御膳をいただいて帰ろうとしたら、岡本先生の掛軸 「巡」 が飾られていた。
震災の前年の秋に、藤崎デパートで開催した岡本光平展のDMを飾った文字も 「巡」 だった。
おかべ家の斜向かいに大日堂の高田の松大日如来坐像が飾られていたことといい、「巡り合わせ」 とはこういう事かと思った。
腹が満たされたので、さらに歩くことに。
産寧坂、二年坂をくだり高台寺へ。
一緒に歩いた木人形作家の渡辺邦彦先生は坂本龍馬の墓を見学。
知恩院を経て青蓮院門跡へ。
ここの天然記念物 「大楠」 が見たくて訪ねた。
高さ25メートル、左右の枝の張り方、根の張り方も物凄いダイナミックで、まさに生命樹。
生ける国宝だと思った。