ちらし寿司の味わい

昨夜のNHK「金曜eye　絶品！東京リアルめし」は、けっこう泣かされた。
衣食住というが、食事の大切さを再認識させられた。
腹を満たすのは食物、生きる意欲を生み出すのが食事。
その中で紹介されていた

「涙とともにパンを食べたことのない人に、人生の味はわからない。」

このゲーテの言葉にズシンと来た。

が、これだけ毎朝の悲惨なニュースで涙も枯渇状態の中で朝飯を食べていたら、もっと平々凡々のニュースでパンを食べたいと思う。

こんな現代に生きる我々、人生の味を知るにはどうすればよいのか？

ゲーテさま、さらなる箴言をください。

写真は先日３年ぶりにお邪魔した博多の会場で、お客様から差し入れ頂いた「ちらし寿司」です。
朝早くから画廊のスタック皆の分を作って、持ってきてくださったそうです。

画廊のバックヤードで噛み締める味に、様々な思い出が蘇りました。
もう２０年近くお世話になっているお客様とは、３年ぶりであろうと久々な感じがいたしません。
それだけ折に触れ、お元気かなァと心の隅で気にかけているからかも。
今回もお元気な姿が見られただけで、ありがたかったです。