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Channel: 思いのしずく
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クロ現+

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今夜のNHKクロ現+
「中国で仏教大ブーム」
「若日本にも広がる仏教」
中国の歴代王朝は宗教を斥けてきた。
皇帝以上に人々が崇める存在があってはならないのが、中国がたどって来た歴史である。
不公平が蔓延する今日の中国で、民衆が心の安定を求め始めたらしい。

共産主義という宗教が破綻して、改革解放という拝金主義宗教も挫折、北京オリンピック以降は高度成長という夢のような宗教もあったが、いまは格差社会に怨嗟の声と汚職社会への反省。
ようやく真の宗教として、仏教に目が覚め始めたのだという。

キリスト教すら今の中国ではブームで、キリスト教徒の人口は一億人を越えてきたそうだ。
それを聞いてこのニュースにも、多少は信憑性があると思った。
外国の宗教であるキリスト教を抑制するためにも、習近平は仏教を奨励し始め、チベット仏教の再建に着手し始めたという。
驚きである。
あらゆる暴力でチベット仏教を破壊してきた中国の変身に。

このニュースが本当であって欲しい。
日本に押し寄せる爆買いにも新たな兆候が見られるらしい。
日本各地の霊場に、巡礼の団体客が来はじめているそうだ。
広大な中国大陸、五千年の歴史から産まれた聖地は数多あるだろう。
それなのに、自国の家電や食品は信用出来ないからという論理と同じで、自国の聖地は信用出来ないことに気付いたのかも知れない。
今後は日本人の鑑真が中国へ渡ることも有り得よう。
日本の文化を輸出する時が来た。

(株)宙の仕事も仏教と切り離せない。
会社の独立記念日を4月8日にしたご縁であろうか。
今年も弘法大師空海を奉じる岡本光平展を展開する。(名古屋三越 5月25日~31日)

いよいよダライラマ14世の存命中に、チベットの起死回生が起きるのか?
それが実現する時、漢民族でない中国人にも希望のともしびが灯る。
世界の平和のためにも、そうあって欲しいと祈るばかり。
中国の遅き春、花開け。

イメージ 1

岡本光平「人間」(色紙)

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