祈り 2
「震災」を風化させない、忘れない、災害に負けずに生きる、そのことを支援する、共有する、そんな思いのこもったイベントにしたいと思っていますーーと語る天野寛子先生。今回のイベントでは、「天野寛子フリーししゅう画展」と、「ししゅう高田松原プロジェクト」を同時開催する。 ■...
View Article中西繁洋画展
花の都と言われるパリ。 セーヌの流れと中世からの街並み。 美術館の集積と最先端のファッションやカフェなどの楽しさ。 パリの魅力は限りない。 かつてファン・ゴッホが住んだ部屋をアトリエにして2年間暮らした、世界的にも特異な経験を持った画家・中西繁先生が描きとめた情緒あふれるパリ風景をお楽しみください。 ~哀愁のパリ~中西繁洋画展 会期/3月10日~16日 会場/仙台 藤崎美術ギャラリー...
View Article3.11
天野寛子フリー刺繍画展 ~東日本大震災を記憶し続けるために~ 午後2時46分、仙台藤崎デパートの全館放送で1分間の黙祷が行われました。 商店街のあちこちで献花台が設けられていました。 会期:3月16日(水)まで 会場:藤崎 美術ギャラリー
View Article浪花節
NHK歌謡コンサートが、今夜23年の幕を閉じた。 歌は世につれ世は歌につれというが、約四半世紀の終止符に世の移り変わりを思った。 番組改編後は、演歌と歌謡曲の構成から、ポップスやクラシックまでジャンルを広げるそうだ。 今から10年前、サラリーマンとして携わった作家さんとの仕事が終わった。 次の仕事もお願いしたいと依頼したところ、すげなく断られた。...
View Article心の架け橋
日曜日には仙台・藤崎デパートのギャラリーで開催中の「東日本大震災を記憶するために」展のサポートに、Sさんが来てくださった。 Sさんの名刺には「いわて復興応援隊 支援員」とあった。 被災地の出身ではなく、神奈川県小田原生まれなのだが、いまは陸前高田復興に青春を捧げている。 なぜ、神奈川から岩手の復興のために住民票まで移したのか伺った。 すると海外青年協力隊で西アフリカ・セネガルでの活動がある人だった。...
View Article2016 岡本光平展 第一弾
高校2年生の17歳で毎日書道展に最年少入選してから50年。 岡本光平「書業50周年記念展」の東京、名古屋、京都、仙台、高松の巡回展がスタートします。 その第一弾DMに登場した作品は「無限未来」。 個展タイトルは 「書 は こ と た ら ぬ が よ し」 余白が創造する、無限宇宙へ、ご案内申し上げます。 会場:ギャラリー五峯 ?03-3395-9956 会期:3月18日~27日
View Article浪花の世界一春巻
今日は京都大丸の打ち合わせの後で、近くの錦市場に寄りました。 この辺りは伊藤若冲の実家である青物問屋があった辺り。 近くの八百屋さんを覗いたら、南天の実かと思うほど小さいマイクロトマトを発見。 頭上には若冲生誕300年の垂れ幕が下がっていました。 大丸も来年は創業300年だそうです。 その画廊で仕事をさせて頂けることを有り難く思います。...
View Article岡本光平BS 登場
~岡本光平 テレビ出演のお知らせ~ BSフジサタデースペシャル 「市川海老蔵 超人空海を語る」 放送日時:2016年3月26日(土)19:00~20:55 名古屋三越で5月25日~31日に開催される「書業50周年記念 岡本光平展 ~空と海の光彩~」にさきがけてご覧ください。
View Article嵯峨野歩き 1
嵯峨野の大覚寺は近くを通ることがあっても、修学旅行で馴染みだし、記念写真みたいな観光地で敬遠してきた。 ところが急に行きたくなったのは、辻邦生 『嵯峨野明月記』 を読んだからである。 30年ほど前から、いつかは読もうと思ったまま、読まずにいたこの本は、ほとんど改行もなく、今まで経験したことがないほどびっしり活字が詰まった分厚さ、よほどの決心がないと挑戦の意欲が湧かない。...
View Article嵯峨野歩き 2
大覚寺は平安初期の嵯峨天皇が離宮を営んだことから、嵯峨御所ともよばれている。 弘法大師空海を宗祖と仰ぐ真言宗大覚寺派の本山である。 なぜもっと早く参拝しなかったのか、と悔やまれた今回の大覚寺詣でだった。 まず、水鳥の楽園のような大沢池のほとりを歩いた。 桜の蕾はまだ開かず、枯れすすきと蓮の茎が水墨画の風景を見せていてた。...
View Article龍に会いに
大阪の仕事への行き帰りに、何十往復も利用している京阪電車の沿線にある石清水八幡宮を参拝した。 京都の鬼門比叡山に対して、裏鬼門(南西)にあり、日本三大八幡宮の一つ。 1月に訪れた伏見稲荷大社も素晴らしかったが、石清水八幡宮は2月9日に国宝になったばかり。 社殿が春の陽射しに美しかった。...
View Article幸せのイエロー
春の公募展が始まりました。今日は六本木の国立新美術館へ。 来年、個展を企画している岸本恵美先生の作品を拝見しに、水彩連盟展へ。 岸本恵美「室内 アルの休日」 岸本先生の作品は見れば見るほど豊かな物語が展開していきます。 この作品は愛犬アルが主人公の物語。 人間には見えない世界をアルが見せてくれる黄色のファンタジーです。 会場で足が止まったのは新妻順子「仮設住宅の少女」。...
View Articleオアシス
銀座のギャルリ・サロンドエスで、村山耕二先生の作品を見たとき、 「これを使いたい!」 という強い天啓を受けた。 サハラ砂漠に行って、現地の砂を持ち帰って作っているガラス作品。 その深くて美しいグリーンの輝きは砂漠に緑、まさにオアシスだと思った。 そして父親の1周忌までに、出来るだけ小さな壺を作って頂けませんか? とお願いしたら、受けてくださった。...
View Article桜
この時期、日本中で桜を見ることは出来るけれど、やっぱり桜といえば吉野山。 三度も行ったけど桜の季節は、まだ行ったことがない。 平安貴族も憧れた花の道、一度は見てみたい。 関東以北の人にとって吉野山は遠い。 ということで岡本光平先生の若き日の作品「吉野」で、滝桜から奥千本を味わって頂きます。 萬朶の桜が山や谷を滝のように覆い尽くす絶景です。 ふりむけば はるをとどめる たきざくら よしののやまは...
View Articleクロ現+
今夜のNHKクロ現+ 「中国で仏教大ブーム」 「若日本にも広がる仏教」 中国の歴代王朝は宗教を斥けてきた。 皇帝以上に人々が崇める存在があってはならないのが、中国がたどって来た歴史である。 不公平が蔓延する今日の中国で、民衆が心の安定を求め始めたらしい。...
View Article9年目
今日は弊社の独立記念日、9年目が始まります。 (株)宙の創業に際して、ゼロからの出発。 独立する最後の決断の前、前途に対する不安を払拭するためにニューヨークへ旅立ちました。 そこで出逢ったさまざまなアートに背中を押され、これこそ信じられる道と希望の第一歩を踏み出すことが出来ました。 ゼロと思って踏み出したのに、作家さんをはじめ応援してくださる方々がいて、今日までやってこられました。...
View Article風に吹かれて
仙台の藤崎デパート「守家勤油絵展」から渋谷東急本店「西川克己洋画展」へと、2週間連続の仕事が終わりました。 画廊に14日間立ち続けて疲れ果てましたが、立ち続けられた自分に安心しました。 東急のBunkamura「オーチャードホール」では、ヤン・リーピンのシャングリラとボブ・ディランの公演をしていましたが、仕事中で見ること叶わず。 でも、このお二人と一つ屋根の下に居られるだけで、感動もんでした。...
View Article穀雨
今朝、小糠雨が降る家の裏の畑を見て、「穀雨」を実感しました。 二十四節気の穀雨は4月20日、その日、大家さんが種子をまいていた黒土がしっとり濡れて、柿の若葉の明るいグリーンと美しいコントラストを描いていました。 穀雨に春の種子まくのは、豊穣への願い。 今年ももうすぐ3分の1が終わるかと思うと、急に焦りを覚えます。 それは先々に対する準備が足りないから。 自分もすぐ、種子まきしなければ!
View Articleアップル欠けた
4月28日の朝刊に 「アップル失速」 「日本でも人気に陰り」 の見出しが目を引いた。 ITが苦手のアナログ人間としては、アップルやマイクロソフト、グーグルなどにはほとんど関心がなかった。 徹夜までして新製品を求める人々の心理が理解出来なかった。 が、いまは理解出来る。 世界を変える時代の最先端を、誰もが手に出来る夢のようなチャンスに、人々は熱狂していたのだ。...
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