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Channel: 思いのしずく
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岡本光平京都展 2

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書業50周年 岡本光平展
「風音思花 ~風よ吹け 花よ咲け~」
7月26日まで大丸京都店で開催しております。
タイトルにちなんだ作品をご紹介いたします。

風は形がなくても存在するもの。
漆塗りの手漉き和紙二枚重ねに半分欠けた文字が書かれています。それでも読めてしまう漢字の特性を表現しています。

花は可愛らしいものから豪華なものまで様々に表現されています。
洋の東西を問わず絵画で一番多く描かれて来た花が薔薇です。
山なら富士山、花ならバラ、挑戦する人が多い分、最も表現が難しいモチーフです。
書で見るのは初めての人も多いことと思いますが、額にも注目してください。

「華」は作家が今までに最も多く書いて来た文字ですが、この表装に使われている布は92歳で先年亡くなられた作家の母親が愛用していた着物です。
数知れず書かれて来た華の中で、ひときわ愛情に包まれた作品となりました。


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