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Channel: 思いのしずく
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戦争のはらわた

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昨夜見た NHKスペシャル「樺太地上戦 終戦後7日間の悲劇」、身に詰まされた。
30代の終り頃、まだソ連時代のサハリンに行った時に受けた衝撃が蘇った。
かつて日本だった土地は、すっかりロシアの風景なのに、コンクリートの鳥居だけが立っている。
鳥居があるということは、その先に神社があり、そこにお詣りする日本人の暮らしがあったということ。
鳥居がコンクリートだったために、壊すのが厄介だったから残ったと聞いた。
間宮林蔵の足跡をたどってサハリンをほぼ一周したが、その途上で昨夜の番組で見た悲劇をたくさん知らされた。
サハリンにはまだ、戦後が終わっていないというのが、コルサコフから稚内に向かう船内での実感だったことが思い出された。
終戦記念日の今日、サム・ペキンパーの「戦争のはらわた」を見た。
シュタイナー役のジェームズ・コバーンが凄い!

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