前人未踏の岡本光平「臨書百筆」展は10月10日~15日、東京表参道・アートスペースリビーナで開催されます。全紙サイズによる臨書百点の第3弾《完結編》、ファイナルステージをぜひご覧下さい。
中国・朝鮮・日本の書の古典100点、それは東アジアの歴史に連なる名峰名座であり、その国の、その土地で、その時代を背負って生きた人間が書き残し、歴史の荒波を乗り越え生き延びてきた運命の書たちです。
中国・朝鮮・日本の書の古典100点、それは東アジアの歴史に連なる名峰名座であり、その国の、その土地で、その時代を背負って生きた人間が書き残し、歴史の荒波を乗り越え生き延びてきた運命の書たちです。
岡本光平は足かけ4年をかけ、紙の上にそびえ立つ百名山に、一点一点全身全霊で挑み登攀しました。
そしてそれらの中から岡本が最高峰と尊崇し最後に挑んだサミットが、大燈国師(大徳寺開山)と副島種臣(明治政府外務卿)であり今展に鎮座しています。
山の高さは登った者にしかわからないという言葉がありますが、まさにその高さに目眩がするような「書の古典という大山脈のもつスピリットやエネルギーのかたち」をぜひ、体感してください。
■ギャラリートーク 10月14日(土)2時~3時
「100点の古典を書き終えて」
※最初のフォトは左右が大燈国師、中央が法隆寺百萬塔陀羅尼
副島種臣
隅寺心経と伝空海幻の風信帖