Quantcast
Channel: 思いのしずく
Viewing all articles
Browse latest Browse all 577

樹木希林

$
0
0
樹木希林さんの追悼番組、どれもが美しい。
その一つ、樹木さんは長野県にある戦没画学生の無言館で開かれる成人式に出席し、新成人に直筆のメッセージを手渡していたそうです。

明治天皇の歌ですけれど、
器にはしたがいながら
 いわがねも通すは水の力なりけり
水ってのは、どんな形の器にも添うのに、雨だれのポツン、ポツンで岩や鉄にも穴をあけるでしょ。
どんな人間にも添えるけどーー、こりゃムズカシイ。
でもネ、このやわらかさがあれば人望集まります。あとは正しく念じて巌を通してネ。「仕事を面白がる」デス。

ひとりひとりに温かく抱きしめるような言葉が綴られていました。

仙台でお世話になっている方から、「希林さんが愛用している丸善の便箋《万年筆物語》が手に入らない」という連絡がありました。
あべのハルカスに丸善が入っているので、任しておき~!
と言ったのはいいのですが、扱っていませんでした。
現在《万年筆物語》を扱っているのは京都の丸善だけというので、取り寄せて仙台に送りました。
直筆に込めた希林さんの思いを、この便箋に偲びました。

イメージ 2



イメージ 3



イメージ 4



イメージ 5



イメージ 1

Viewing all articles
Browse latest Browse all 577

Trending Articles