京都大丸 岡本光平展4
祇園祭の京都、大丸「岡本光平展」終了致しました。 猛暑の中、北は仙台から南は博多や四国から大勢の岡本光平ファンがご来場くださり、盛り上げて頂きました。皆さまありがとうございます。 また再来年にご期待ください。 「松竹梅」「混沌」「瓦華放光」
View Article高野山
7度目の高野山。 宿坊では朝のおつとめと美味しい精進料理。 今回はじめて空海研究家の岡本光平先生とのお参りは格別の思いがありました。 奥の院では香川県高松市でお世話になっている真言宗連盟のお坊様3人が唱える般若心経に感動。 壇上伽藍の根本大塔 大塔の相輪のシルエット 宿坊の夕食 お大師様の昼食を運ぶ
View Article伊勢神宮
高野山の次に回った伊勢神宮で、バスのガイドさん付きの参拝で気付いたことがあります。 以前一人でお参りした時には知らなかったことが、今回ガイドさんの説明で面白さが倍増。 伊勢神宮の鳥居の形は貫(ぬき)が柱から飛び出していないのが特徴で、神仏習合以前の形。白木であるのは創建が古い証拠で、仏教が伝来してからの鳥居は朱色になるとのこと。 他の神社にあって伊勢神宮にないもの5個は何?というクイズもありました。...
View Article宇陀和紙と壬申の乱
奈良県の吉野山の奥深いところに、宇陀和紙を生産している福西さんを訪ねました。 宇陀和紙は表具裏打ち用の和紙として、古より日本の伝統美術工芸を支えて来ました。 近年、京都高山寺の国宝鳥獣戯画の修復にも使われています。 評価は国内にとどまらずボストン美術館や大英博物館など海外の美術館で、文化財の修復に活躍。...
View ArticleJOMON
アチーーィ!と言いながら出かけた先は、上野公園。 国立博物館の縄文展にたどり着く前に、花魁道中に出くわしました。 猛暑炎天下の中、着飾った花魁が汗一粒見せず涼しい顔なのは、さすがプロと感心しましたが、日頃は何のプロ? 東京江戸ウィークのアトラクションでした。 美しい花魁を見た直後でも、縄文のビーナスの美と威厳はまったく損なわれませんでした。...
View Articleウッチー
NHK看板アナウンサーから早期退職。 TBS爆報THEフライデーが内多勝康さんの第2の人生を特集していました。 NHKのアナウンサーの中では目尻の下がった飛び抜けて明るい笑顔が印象的な内多さんの「生活ほっとモーニング」は、出勤前についつい見ていました。 その後、全国放送からは姿を消しましたが、名古屋への出張の際、名古屋支局での活躍を見ていました。...
View Article栄枯盛衰
11年前のあの夏も暑かった。アスファルトに落ちる影が濃かったのを覚えている。 2008年4月、(株)宙を独立創業した。 独立だから、それまでたくさんあった取引先さんとの縁はすべて無いものとした。 そんな中で、仕事を通じて尊敬し、仕事を離れてもお付き合いしたい画廊の責任者が仙台と大阪にいた。そのお二人に独立を伝えると、応援すると言ってもらえた。 その2つの百貨店の画廊のお陰で今日の自分がある。...
View Article岡本光平講演会in高松
【講演会】「弘法大師空海の『灌頂記』物語」=現代書家・岡本光平= 日時:2018年8月25日(土)午後1:00~3:00 会場:高野山讃岐別院(高松市築地町7~1) 入場料:無料 ◆1200年前に弘法大師空海が、唐より伝えて日本で初めて執り行った密教最高儀式の『灌頂』。その『灌頂』を受けた伝教大師最澄をはじめ約200名の名前と得仏名が『灌頂記』(国宝)として今日に残されている。...
View Article百年の孤独
世界を街歩きする番組が増えて、特別の観光地でなくても見知らぬ国の、見知らぬ裏路地に暮らす人の生活を垣間見ることが出来る。 どこへ行っても言葉や肌の色が違っても、人間としての共通項が多いことが嬉しい。 ところがガルシア・マルケスの小説の舞台は、全くの未知の世界に紛れ込んだように面食らった。登場する人々の誰とも意思の疎通が計れない。これぞ地球の裏側ということか。...
View Articleひまわり
今日の山梨県明野町のひまわり畑。 元気一杯のひまわりは幸せの風景なのに、イタリア、フランス、ソ連の合作映画「ひまわり」が思い出されてしまう。 「ブーべの恋人」「ドクトル・ジバゴ」「禁じられた遊び」、、、 むかしときめいて見た映画たち、メロディと共に込み上げて来る。 夏にはひまわりが咲き、戦争は人と人を引き裂く。
View Article栄枯盛衰なり
11年前のあの夏も暑かった。アスファルトに落ちる影が濃かったのを覚えている。 2008年4月に独立、(株)宙を創業した。 独立だから、それまでたくさんあった取引先さんとの縁はすべて無いものとした。 それでも仕事を通じて信頼し、仕事を離れてもお付き合いしたい画廊の責任者が仙台と大阪にいた。二人を訪ねると、応援するから頑張れと言われた。 そのお二人がいなかったら、今日の自分はない。...
View Article丹生都比売神社
高野山に何度か詣でているうちに、高野山で得度し、いまはパリ在住のMさんから、「ぜひ丹生都比売神社を尋ねてみて。物凄くピュアな空気を感じることが出来ますよ。」と教えて頂いた。 “隠された高野山”と呼ばれている丹生都比売(にふつひめ)神社、紀伊国の一宮である。...
View Article安部龍太郎の信長
「百年の孤独」の後、円城塔「文字渦」で又もや悪戦苦闘した。 秦始皇帝陵から出土した文字から未来の文字まで、文字が時空を超えて新しい宇宙を創造して行くブンガク。 「 文字とは、奇瑞を記し、凶兆を知り、天を動かすものである。 個人のためにつくられたものではなく、集団に与えられた恩寵だった。」 神の如く振る舞う文字、見たことない漢字の連発に目が回った。...
View Article仙台藤崎 渡辺雄二展
日本文化はめぐる四季と樹木に育まれてきました。木目が美しく光沢を放つケヤキは、家具や家や神社仏閣の材として重宝されてきました。 愛らしいおさなごに生まれ変わったケヤキの木人形には、日本の美と心が息づき、作家の真心が込められています。 ドイツ・ニュールンベルグ玩具・人形博物館に作品永久保存されている渡辺雄二先生の新作30点余、仙台の藤崎デパートで展示しております。
View Articleブレイブ東北!
仙台の藤崎デパートで渡辺雄二先生の個展を開催しています。 今年6回目、早いものです。 宮城県在住の木人形作家、渡辺雄二先生と出会ったのは7年前の銀座個展でした。 銀座でギャラリーをやっている先輩がプロデュースしている木人形展を拝見した時に、今までに見たことのない渡辺先生の作品に衝撃を受けました。...
View Article広島 高橋誠展 1
高橋誠 日本画展 ~宮島 神々の風景~ 山形県米沢市在住の高橋先生に、宮島で感じた神々しい光、神秘的な聖地の風景を描いて頂きました。 広島・福屋八丁堀本店美術画廊 9月13日(木)~19日(水)、ご来場頂きました皆さま、ありがとうございました。「神々の地 宮島」 M70号 「夜明け」 10号 「参道」 6号 「弥山 神々の地」 20号
View Article広島 高橋誠展 2
高橋誠 日本画展 ~宮島 神々の風景~あるお客様が、「この石のバラバラなところがとても好き。」と話してくださいました。 出品されている28点の中で、一番地味な作品かと思っていましたが、見てくださる方はいるのです。 宮島は瀬戸内海にそびえる標高535メートルの山です。 今から1200年前に弘法大師空海が山頂で修業した際の「消えずの火」が、今も燃え続けています。...
View Article広島 高橋誠展3
イランのゾロアスター教の聖地ヤズド拝火神殿には、1500年前に灯された火が燃え続けているそうです。 ゾロアスター教は善と悪の二元論。 善の神のアフラマズダーですが何と、日本にも関わる事が… 先日、広島福屋で開催した高橋誠先生の個展の時に紹介した作品「焔・境」について、もう一度触れさせてください。...
View Article樹木希林
樹木希林さんの追悼番組、どれもが美しい。 その一つ、樹木さんは長野県にある戦没画学生の無言館で開かれる成人式に出席し、新成人に直筆のメッセージを手渡していたそうです。 明治天皇の歌ですけれど、 器にはしたがいながら いわがねも通すは水の力なりけり 水ってのは、どんな形の器にも添うのに、雨だれのポツン、ポツンで岩や鉄にも穴をあけるでしょ。 どんな人間にも添えるけどーー、こりゃムズカシイ。...
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