岡本光平展 ひのもとうるわし
―日本の意匠、日本の心。―
2014年2月28日~3月8日 am11:00~pm7:00
南北3千キロに及ぶ日本列島。
亜寒帯から亜熱帯まであり、四季があり、さまざまな花と生きもの、豊かな水が日本という美しい風土をつくり、そして私たちという生きものをつくりました。
菜の花ライブ・印と紙
2/28~3/2、3/6~9のpm1:00~7:00
◆ギャラリー五峯 杉並区下井草2-40-16 ℡03-3395-9956
一昨日まで梅田阪急のギャラリーでたくさんの方とお目にかかりました。
その中に大阪に雪が積もった朝、鳥取県倉吉からバスで来られたご婦人がいました。
太平洋側が大雪で混乱しているのに、日本海側は余り積もっていないという話が意外でした。
いつまで滞在するのかとうかがうと、今晩の最終で帰るとのこと。
だから今日1日は阪急と阪神百貨店を思う存分楽しみたい、ここへ来ると元気になるとおっしゃっていました。
このように元気と喜びを求めて来られるお客様がいるので、店も精一杯の工夫を凝らして頑張っている。
催事のイタリア展の担当者と話す機会があった。
「今では日本中どこのデパートでもイタリア展はやっています。われわれはその中で他にはない、阪急だけの本物のイタリア展をいかにお客様にご提示するかを日々考えています。」
イタリアは手仕事の伝統が今に生き続ける国なので、年に2回は現地の職人さんを訪ねながらアイディアを練っているのだという。
そのくらいの手間暇かけた努力をしなければ、お客様の満足は満たされないのだ。
それにしても大勢のお客様が生き生きとした表情で店内を行き交っていた。
阪急創業者の小林一三は阪急電鉄、東宝、宝塚歌劇団を創業した実業家だが、今回リニューアルした阪急百貨店は到る所にイベント性を盛り込み、観客を喜ばせるカラーを色濃く継承していることを感じた。
さて、今年最初の岡本光平展の開催です。
毎回新たな趣向を凝らした新作が発表されるギャラリー五峯の個展、今年はどんな驚きが待っているのか。
岡本光平の意気込みを、ぜひお楽しみください。