第15回岡本光平仙台個展 2
仙台で活躍されているフラワー・アーティストの森春雄さんが、岡本光平個展に素晴らしい花を活けてくださいました。 これまでも毎回、来場者がため息をつくような珍しい花卉で、岡本先生の個展を豪華に盛り上げてくださっています。 現代書家として奇想天外の作品を陳列することが持ち味の岡本光平展に、花をそえる森さんの取り組みも毎回真剣勝負そのもの。...
View Article仙台ニュー銘柄
仙台発祥パワースイーツ「月よみ」の秋限定マロンを賞味しました。 もちもち食感と味わい深い生クリームが美味しいこのお菓子の名付け親であり、ロゴを書いたのが岡本光平先生。 蔵王の地養卵、塩竈の藻塩、月山の清水など、みちのく有数のパワースポットの恵みから生まれたお菓子です。 味の秘密は、仕上げに一晩かけて月の光と優しい時間を匠の技に重ねているとのこと。 お菓子のあとにお茶を一服。...
View Articleセリ鍋
仙台冬の味覚。 セリ鍋を食べるために、岡本光平展を毎年11月に開いているくらい美味しい。鴨の出汁がきいたスープに、芹の葉と根っこを山盛りに食べる。 11月末の鴨猟の解禁とセリ鍋は岡本光平展の風物詩であり、隠し味と言える。 最初にセリ鍋と出合った時に感激した岡本先生は、根っこを持ち帰って翌日のライブで店の名を揮毫した。 根っこで書いた「阿古」の色紙はいまも、国分町の店に飾られている。...
View Article瀬波温泉
日本海の荒波を眺めながらコーヒーを一杯。 水平線の右側に浮かぶのは粟島、左に見えるはずの佐渡は雨雲に遮られて見えません。 新潟県の最北にある村上市の瀬波温泉の朝です。 宿の静雲荘の中に数年前の「大人の休日」のポスターが貼ってある訳を中居さんに聞いたら、CMロケで吉永小百合さんが泊まったとのこと。 母の米寿を祝い、来週からの今年最後の仕事に向けて英気を養いました。 昨日の夕景 露天風呂 村上市の地酒
View Article千年鮭
鮭は故郷の川に還る、その回帰性を世界で最初に発見したのが越後村上なんだと知りました。 千年鮭と言われるのは、平安貴族に献上した記録が残っているからで、村上は藤原氏中御門家の荘園だったということです。 新潟県村上市は過去に山形県庄内方面の絵画展に出向く際に、何度もトラックで通過していた町。 道が入り組んだ城下町で走り辛い印象でしたが、歩いてみれば味わい深さがありました。...
View Article広島福屋 渡辺雄二木人形展
(株)宙2017年、掉尾の会場は広島市の老舗百貨店・福屋さんです。 渡辺雄二先生を宮城県白石市から迎えて、「渡辺雄二・邦彦親子展」を開催します。 全国を廻りながら色々な分野の作家さんと出会って来ましたが、渡辺先生の木人形を一目見たときに虜になりました。(本来わたしは、仕事がら絵と書が専門!なのにです) 学生時代から古寺巡礼しながら仏像を愛して来た自分が、30年後に初めて味わった木と作者のぬくもり。...
View Article広島お好み焼き
広島福屋さんでの会期中、毎晩が渡辺雄二先生との忘年会と相成っております。 2017年の締め括りを渡辺先生に盛り上げて戴いています。 今晩はお好み焼き「ふみちゃん」でした。 焼いても焼いても追い付かないくらい繁盛しているお店で、美味しさとエネルギーを戴きました。
View Article今年3回目の広島の仕事
広島には百貨店の画廊が4つ在ります。 三越、そごう、天満屋、そして一番店の福屋八丁堀本店。 その福屋美術部長のお声掛かりで、1年間で一番来店客が多いこの1週間、イベントスペースで渡辺雄二・邦彦先生の木人形展を開催させて戴きました。 お客様の大変な反響で会期半ばには、「来年もぜひ、先生よろしくお願いします」と第2回展も決定しました。...
View Article風
1週間前、今年最後の仕事で広島に出かける前に、川崎の自宅近くの銀杏並木の黄葉が美しくて撮りました。 そしたらラッキーなことに、青空に舞うひとひらの黄葉が写っていました。 「プラタナスの枯れ葉舞う冬の道で♪」 はしだのりひこさんが残した「風」、振り返っても、そこにはただ風が吹いているだけ。 はしださんが亡くなられたのが、枯れ葉舞う季節だったことは偶然でしょうか。...
View Articleオコゼ
昨夜は高松市で来年のイベントについて打ち合わせ。 そのあと瓦町の隠れ家的居酒屋「ひさご亭」で忘年会。 名物の「オコゼ料理」は刺身と皮や胃袋や肝、唐揚げ、炊き込みご飯を堪能した。グロテスクな奴ほど旨いというが、余すところなく戴いた。 ご当地名産のオキソメバルは可愛い顔しているが、身が締まって煮付けが美味しかった。
View Article大土砂加持法会
空海の生まれた香川県、その高松市に高野山讃岐別院があります。 毎年末15日に行われる「大土砂加持法会」にお参りしました。 空海が入寂してから200年後、お大師様信仰が衰退した時に、祈親上人が高野山の奥の院に火を灯しました。以来約1000年、輝き続けてきた「不滅の聖燈」を祀り、秘仏弘法大師御尊像を御開帳する法会です。...
View Article宮城谷昌光「呉漢」
宮城谷昌光さんの新刊「呉漢」を読んだ。 6年前に夢中で読んだ「草原の風」の続編だから、読むまえから期待にゾクゾクした。 前著の主人公劉秀の天下統一をめざす人には珍しい清廉潔白な生き方、本当の天子たるべき人の在り方に、心洗われた。 読売朝刊の連載終盤に東日本大震災と遭遇、連載の中断を余儀なくされた。...
View Article西郷隆盛
若い頃に西郷隆盛を知りたくて読んだ司馬遼太郎「翔ぶが如く」で、ぼんやり西郷像を描くことが出来た。つまり「竜馬がゆく」のような鮮烈なイメージは得られなかった。 津本陽「巨眼の男 西郷隆盛」で少しピントが合った気がした。 その後、奄美大島へ行った時に、流罪中の西郷が二人目の妻、愛加那と暮らした南洋風の家を訪ねた。...
View Article男を読む
家のそばに全国最大規模の複合書店コーチャンフォーがあります。 正月に読む本を買いに行ったところ売り切れ。系列店にも品切れで、年明けに版元から入荷し次第電話させて頂きますとのことでした。 その本は、「対談 私の白川静」。 こういう本が売り切れている今の日本、なかなか凄いぞ!と思いました。 それで年越し用に買ったのが、「興亡の世界史 アレクサンドロスの征服と神話」。...
View Article南洲翁遺訓
山形県酒田市の知人久松さんが、NHK鹿児島に出演したことをFBで紹介しています。 番組の中で久松さんは、「『南洲翁遺訓』の中でも、最も私の好きな第25条」について語ったそうです。 人を相手にせず、天を相手にせよ。 天を相手にして、己れを尽くして人を咎(とが)めず、我が誠の足らざるを尋ぬべし 西郷隆盛の言葉で有名なのは「敬天愛人」ですが、久松さんから素晴らしい言葉を教えて頂きました。...
View Article2018年元旦
新年明けましておめでとうございます 秋に宮城県のガラス作家鍋田尚男先生の作品を戴きました。 鍋田先生の酒盃で新年を寿ぐことを楽しみにしてきましたので、宮城県の酒で。 紬模様がステキな盃に太陽のエネルギーを注いで、皆さまの幸せに乾杯。 本年もよろしくお願いいたします。
View Article45年ぶりの梅原猛
正月休みに高校時代からの宿題を果たした。 梅原猛「隠された十字架 法隆寺論」を読みかけて中断、今回手にするまでに45年経っていた。 出版から2年後の1973年の秋、高校2年の時に日本史の教師が顔を紅潮させながら興奮の面持ちで「歴史を覆す大変な本を読んだ!」と、授業そっちのけでしゃべったのを今も鮮明に覚えている。 その直前に京都・奈良の修学旅行に行き、法隆寺を見て来たばかりだった。...
View Article初孫へ
今日の1点 大阪あべのハルカスのアートギャラリーです。 ご婦人が男の子の木人形「童」をお買い上げくださいました。 実は昨年、赤ちゃんをモデルにした木人形「夢見」を購入下さっていた方でした。 お子さんに10年間赤ちゃんが出来なくて諦めていたところに、待望の男の初孫が誕生。 今日は嬉しくてお誕生祝いを買いにきた、というおばあちゃんの笑顔がステキでした!
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